8月6日(日)「島ものづくり塾」入塾式・第1回講義-Aクラス-を実施しました

設立者(島 正博)挨拶より

「現在は、AIの時代と言われていますが、創造性豊かな作品や時代を変えていくような発明を産み出す源は、人の知恵だと考えています。

ですから、これからの地域や日本の未来を担う皆さんに、不思議が分かる喜びや、工夫してやり遂げる感動などを体験するとともに、考えながら手を動かし工夫することから生まれる知恵を身に付けて欲しいとの思いで島ものづくり塾を開設しています。

もし、実験やものづくりで失敗することがあっても大丈夫です。失敗することで人は成長するのです。工夫しながらやり直すことで、いろいろな技術や知恵が身につき、発見・発明につながるのです。大切なのは、いつもなぜかな?と考えることです。そしてなんでもやり遂げようとする強い気持ちをもつことです。」

 

第1回講義

(紙の科学)

工夫してタワー(塔)とブリッジ(橋)を作ろう

講師:樋上 睦芳 (向陽中学校教頭)

  講義では、「紙」を材料にして、折り方を工夫して強度を増す実験をしました。塾生のみなさんにとっては初めての講義でしたが、チームで作戦を考えたり、夢中になって楽しく実験をしていました。

 前半のプラレールとプラレールの間に紙で橋を作って列車を走らせ、どうしたら列車が落ちないで渡れるかの実験では、何度も失敗しながら、考え直し工夫しトライしていました。

 後半では、ペーパータワーを建てました。制限時間内にどのチームが高く積み上げられるか。チームで作戦を考えて、折り方や積み上げ方を相談したり協力しながらタワーを積み重ねていました。

 

 最後には、紙をきれいにそろえて片付けました。